9月21日、国連が定める「国際平和デー」に、ナイル川のほとりにある Cultural Wheel で「平和の祭典 MURAMID」が行われました。日本からはJAMの派遣団13名が参加し、作品展示とユースによる「非核平和宣言」を行いました。
◆「平和の祭典 アートマイルMURAMID」
日時:2010年9月21日 9:30pm~12:00am
場所:El Sawy Cultural Wheel
26 July St. Zamalek Cairo
主催:The Art Miles Mural Project
The Susan Mubarak Women for Peace International Movement
JAMでは、日本のユースがこの「平和の祭典」で世界で唯一の被爆国として非核平和のメッセージを世界に発信する事業を企画、国際交流基金助成事業として、外務省・文部科学省・日本ユネスコ国内委員会・広島市・長崎市・中国新聞社・神戸新聞社の後援を得て、8名のユースをエジプトに派遣しました。
日本のユースによる「非核平和宣言」は、「平和の祭典」の中核プログラムと位置付けられ、本番前に特別にマスコミに披露の場を用意されました。
アメリカからやって来た Unity Foundation が、日本のユースによる平和のメッセージ発信をライブ放送、その様子は国連の「国際平和デー・ピースイベント」として世界中の2億人が見るサイトでライブ中継されました。
まさしくエジプトから世界に向けての非核平和宣言となりました。また、エジプトのテレビ局(3社)や新聞社(複数)など報道関係が押し寄せ、翌日のテレビで放送され、新聞でも掲載されたそうです。
本番では、舞台上で2枚の非核平和の祈りが込められた壁画をメッセージと共に披露し、その後「非核平和宣言」を行いました。カイロ市内の多くの若者が参加しており、エジプトに同世代の若者の心に日本のユースの平和への想いを力強く訴えることができたと思います。
その後、舞台ではフランスのパリと繋いでピースコンサートのライブが行われ、音楽による平和アピールが深夜まで続きました。