9月21日国連の「国際平和デー」に、アートマイル本部がカイロで開催した「平和の祭典 MURAMID」で、JAMは日本の作品を展示するとともに、日本のユースが作成した非核平和のメッセージを世界に向けて発信しました。
エジプト訪問の第一の目的は、9月21日にカイロで開催されるアートマイルの「平和の祭典 MURAMID」で、日本の作品を展示するとともに、日本のユースが作成した非核平和のメッセージを世界に向けて発信することでした。
加えて、Egypt-ERAと共催で「非核平和ユース会議」を開催し、エジプトの同世代の若者と平和をテーマに交流すること、さらに、日本大使館を訪問して非核平和のメッセージを披露し、エジプトにおける日本の支援・貢献について学ぶことでした。
JAMでは、一昨年より、9月21日の「平和の祭典 MURAMID」で、世界で唯一の被爆国として日本のユースによる非核平和のメッセージを世界に向けて発信しようとユース派遣の準備を進めてきました。
JAMの「平和の祭典ユース派遣事業」は、国際交流基金の助成を得て今年の6月より本格的にスタート、7月に全国都道府県・政令市・東京23区・各県の主要都市の教育委員会に募集案内を送付、8月初に厳正な審査を経て4名のユースを選考しました(派遣費用はJAMが全額負担)。
この4名に自主参加の4名を加えた8名のユースが、夏休みにインターネット上で非核平和の議論を重ねて「非核平和宣言文」を日本語と英語で作成しました。
この宣言文は、過去の広島と長崎の被爆から未来の核無き世界平和への祈りを込めた2枚の壁画と共に、カイロの3カ所で披露することとなりました。
日本からの派遣団は、鹿児島・長崎・広島・兵庫・愛知から、中学生2名・高校生4名・大学生2名の計8名のユースと、大人はJAMのメンバーの斉藤雅志(神戸新聞社)・清水和久(金沢星陵大学)・稲垣忠(東北学院大学)・塩飽隆子(JAM事務局)・塩飽康正(JAM事務局)の5名、総勢13名でした。
【協力】国際協力機構JICA
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