兵庫県立美術館で「~アートマイル壁画展~ 一枚の大型壁画がつなぐ世界の子どもたち in Hyoto Prefectural Museum of Art」(8/9~9/30)を開催しています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アートマイル壁画展
一枚の大型壁画がつなぐ世界の子どもたち
in Hyoto Prefectural Museum of Art
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【場所】兵庫県立美術館 ギャラリー棟
ホワイエ北側スロープ壁面
【期間】2011年8月9日~9月30日
【主催】ジャパンアートマイル
【共催】兵庫県立美術館
【後援】(財)兵庫県国際交流協会
【問合せ】ジャパンアートマイル (tel) 0791-43-5629
<展示内容>
2010年度「アートマイル国際交流壁画共同制作プロジェクト」に参加した兵庫県内の小学生・高校生の作品2点を展示しています。
【作品1】万物の調和 ー地球の命と天の魂ー
【制作者】日本:兵庫県赤穂市の高校2年生
インドネシア:バリ 国立ウブド第一高校2年生
ー作品に込めたメッセージー
これは地球の命と天に昇った魂が響き合っている絵です。
地球の命は、水の中の生きものも、地上の生きものも、空の生きものも、みんな宇宙からエネルギーをもらって、調和して生きている。命を育んでいる太陽の光は地上の生きものにエネルギーを与え、天から降る雨のしずくは花びらを濡らし、地上のあらゆる命を育て、循環して天に帰る。きっとソラにもたくさんの命がある。天に昇った魂たちは、地球の命を見守り、わたしたちにヒト・自然・モノと調和して生きるように教えてくれる。ヒトはいろんなものに支えられて、見守られて、今あるということを忘れないでと教えてくれる。
この絵を見て、地球は宇宙の中で唯一命あるものが調和して存在している星であることについて考えて欲しい。この絵を見て、「平和」とか「愛」とかについて考えて欲しい。みんなが考えてくれれば、きっと少しずつナニカが変わると思う。
【作品2】いのち・希望をうけついで
"Life by the River: Past Present and Future"
【制作者】日本:兵庫県姫路市立手柄小学校 4年生
カナダ:オンタリオ W.H.Day 小学校 56年生
ー作品に込めたメッセージー
手柄小学校4年生の子どもたちは、40年前の町の様子、周りの自然、地域の文化を調べました。すると、「豊かな手柄山の自然」が存在していたこと、そこには「21世紀への大きな希望」が溢れていたことが分かりました。過去から自然の命と未来への希望を受け継いだ今の地域を見つめ、将来自分たちがどのような町を作りたいのかを考えて絵を描きました。カナダのW・H・DAY小学校の友だちもまた、過去・現在・未来に自分たちが自然とどのように係わって暮らしているかを絵に表しました。川の流れが時間の流れを表しています。環境も文化も違う遠く離れた国に育っても、いつの時代も、子どもたちは自然と人と町に育まれて大きくなります。
子どもたちが絵に込めた「未来に向けたいのちと希望のメッセージ」を感じていただきたいです。