11月2日(金)－3日(土)に第38回全日本教育工学研究協議会全国大会が金沢で開催され、北は北海道から南は沖縄まで全国から多くの教師が金沢に集まって多くの研究実践発表が行われました。課題別協議会では清水和久先生（金沢星稜大学）がアートマイルのワークショップ、分科会では５つのアートマイルに関する発表がありました。また、会場で６枚の昨年度の作品を展示しました。

【課題別協議会】
「国際交流学習の推進とメディア活用」
コーディネータ：清水和久（金沢星稜大学）
　　　　ゲスト：塩飽隆子 (JAPAN ART MILE)
 　　　　　　　 中島主税（北海道浦河町立堺町小学校）
（内容）外国との交流を通して成果共有物を作成する「アートマイル
プロジェクト」について実践者が報告し、国際交流時の具体的なノウ
ハウなどをワークショップ形式で体験する。国際交流学習で身につけ
たい力や評価の方法などについても協議する。

【分科会：カリキュラム開発】
●発表１
「アートマイルで自国をみつめる小学校３年生総合的な学習
　～必然性のある相手意識を土台にして～」
　　石田恵美子（石川県中能登町立越路小学校）

●発表２
「「友心」を世界に築くアートマイル交流
　～他国の子ども達との誠意をもった交流を作り出すアートマイル交流～」
　　中島主税（北海道浦河町立堺町小学校）

●発表３
「NPOによるICTを活用した国際協働学習支援
　～グローバルな視野を持つ次世代の育成を目指して～」
　　塩飽隆子（ジャパンアートマイル）
　　清水和久（金沢星稜大学）

●発表４
「ICTを活用した授業プログラムの展開と教育的効果
　～ジャパンアートマイルプロジェクトの実践例から～」
　　松岡志歩（関西学院大学）

●発表５
「小学１年生が生き生きと伝え合う対話力促進のための実践研究
　～教科学習と国際交流学習を絡めた取り組みを通して～」
　　西野聡子（金沢市立浅野川小学校）
　　清水和久（金沢星稜大学）