1月26日に奈良教育大学で「第4回ユネスコスクール全国大会/持続発展教育(ESD)研究大会」が開催されました。本大会でジャパンアートマイルは昨年度インドネシアの学校と共同制作した作品を展示しました。
「国連ESDの10年」の最終年である2014年に「持続発展教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」が日本で開催されることから、本大会は世界会議に向けて盛り上げようといった空気がありました。
今年のシンポジウムのテーマは「グローバル社会に通用する人材をESDでどのように育てるか」、まさにアートマイルが目指していることと一致するテーマでした。
全国の500校を超えるユネスコスクールが持続発展教育(ESD)の推進拠点として「持続可能な社会の担い手をはぐくむ教育」に取り組んでいる中、アートマイルはESDを学校現場で実践する良いツールとして評価され、年々アートマイルに参加するユネスコスクールが増えています。大会中、何人もの教師や教育委員会の方から「アートマイルはすばらしいプロジェクトですね」と声を掛けられました。
展示作品は、昨年度愛知県の知多市立旭北小学校とインドネシアの Lebak Bulus 02 小学校の作品です。お互いの文化についてJAMが提供しているフォーラムで教え合い学び合った後に、学習の成果として相手の国の様子を描いています。作品から充実した協働学習の成果が感じられる作品に多くの人が足を止めて見ていました。
今後さらに多くのユネスコスクールから参加があることを期待しています。