10月24日に国立オリンピック記念青少年総合センターで「ジャパンアートマイル10周年記念フォーラム」を開催しました。アートマイルに関わっている高校生・大学生・小中高校教諭・大学関係者だけでなく、今回初めてアートマイルのことを知った起業家・会社員・NPOの方も多く参加して、大盛況の会となりました。
・「アートマイルの10年の歩み」
塩飽 隆子(ジャパンアートマイル代表)
・「世界と繋がった教師と子どもたち」
木谷 厚子(香川県観音寺市立観音寺小学校教諭)
・「世界に飛び出した高校生」
田中 宏果(兵庫県立芦屋国際中等教育学校3年生)
塩飽隆子代表
アートマイルによる国際協働学習を教育の現場で推進することを活動の柱としながら、海外事業・国内外での展示・イベントなど様々な活動を行ってきたこれまでの10年を振り返りました。
木谷厚子氏
2009年度よりアートマイルに参加して世界に開く広い視野を持つ子どもの育成の取組と成果、さらに若手教師のグループがアートマイルに参加して、広い視野から捉え総合的に考えられる教員、グローバル社会の形成者としてのスキルを身に付けた教員、 信頼に支えられた協同の学びの場をつくり出せる教員の育成について発表しました。
田中宏果氏
中学3年生の時に学校でアートマイルに参加して世界と出会ったことがきっかけで将来国連開発計画の仕事がしたいと具体的に考えるようになり、その目標に向かって昨年から1年間フランスの高校に留学しました。現在マレーシアの大学を目指している理由、国連が最終目的ではなくさらにその経験を活かして日本人として自分にしかできない仕事がしたいという未来への思いを話しました。