7月17日にJICA関西で開催したアートマイル関西セミナーは、アートマイルを通して自ら課題を見つけ,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,よりよく問題を解決する資質や能力を育てることができることが実証されるセミナーとなりました。
■アートマイル関西セミナー内容
【講演】
「新時代に求められる力」 兵庫教育大学大学院教授 溝邊 和成
【国際協働学習実践発表】
「主体的に問題解決に向かう児童を育てる総合的な学習の実践
-世界の子どもたちとの協働学習を通して-」
愛知県 安城市立安城南部小学校教諭 二村 彰久
「アートマイル8年目の今」 京都府 木津川市立木津南中学校教諭 宮原 麻美
【国際協働学習ワークショップ】
「世界の人々と協働して未来を拓く次世代を育てるアートマイル」
ジャパンアートマイル代表 塩飽 隆子
■参加者の感想
・まさに「主体的」という言葉を再考させられる大変すばらしい実践紹介でした。成功体験の話ばかりでないのも勉強になりました。
・子どもたちが主体的に問題解決に向かう姿がすばらしいと思います。アートマイルの国際協働学習の神髄を見た気がします。
・学びの質の高さに感動しました。
・無知の知。自分自身がドキリとしました。協働学習を通しても、壁画制作の過程を通しても、たくさんの学びがあると知りました。
・(中学生)ワークショップでは色々な国との具体例を出していたので、すごく良かったです。様々なエピソードを通して、「自分もあまり国や世界の事を教えられていないのだな」と思う所がありました。色々と考えさせられました。
・(中学生)歴史や宗教・文化の異なる国との交流や、相手国から日本への質問内容などにとても驚きました。自分達ももっと日本のことについて学び、考え、話し合えるようにならないといけないなと思いました。
・違うことや新しい出来事や価値観に出会って、今の生活や常識について考えるきっかけや意識の芽生えになると感じます。それが既存の価値観や方法では解決しない問題や状況へのアイデアや見通す力をもつことを養うものにしたいと思います。