「アートマイル国際交流壁画共同制作プロジェクト」の11月の協働学習は「融合:想いを形に」です。10月に海外校とテーマについて対話的、協働的に学習したことを基に世界に発信するメッセージを作成し、メッセージを形にして絵のデザインを決定します。
テーマ学習で考えたことや世界に訴えたい想いを言葉にまとめて「メッセージ」を作成します。生徒たちは日本とパートナー校の2カ国間だけでなく、世界を意識してメッセージを考えます。
次に、メッセージに込めた想いを形にして絵のデザインを考えます。どのような構図にするのか、何を描くのか、どのように半分に分けるのかについてパートナー校と相談して決めます。
クラス内だけでなくパートナー校とも連携を取り合う中で、仲間と協力し合うこと、相手と協働することが実践の中で身に付きます。
参加校のメッセージ作成、デザイン決定の様子をいくつか紹介します。
●大津市立志賀中学校がサウジアラビアの中学校とエネルギー問題について情報共有、意見交換してメッセージを考えています。
●藤岡市立小野小学校が台湾の小学校と「地域の宝物」について教え合い、分かったことや気付いたことから世界に発信するメッセージを考えています。
●岡崎市立秦梨小学校と台湾の小学校の壁画のデザイン
●富谷高等学校とパキスタンの高校の壁画の構図