富山市の楡原中学校1年生と神通碧小学校6年生は、小中連携で一つのチームとしてアートマイルの国際協働学習に取り組んでいます。相手は台湾の桃園市建国国民中学校。壁画の半分の日本側の絵が完成したところで取材を受けました。
楡原中学校と神通碧小学校はどちらもユネスコスクールの認定校、ユネスコが推進する持続可能な開発のための教育(ESD)の一環として国際理解や共生の心を育てる教育を実践しています。
アートマイルでは、「子どもは地球の宝物」というテーマで相手校と協働学習を行い、子どもを大切にする身近な伝統習慣について調べ、電子フォーラムやテレビ会議を使って伝え合い、多くのことを学び合いました。壁画にはその学習の成果として子どもの成長にまつわる日本の伝統習慣を描きました。
子どもたちは、調べ学習や壁画制作を通して、自分たちも台湾の子どもたちも家族や地域に大切にされて育てられてきたことを実感したようです。